ガラス水槽とアクリル水槽の違い
さて、アクアリウムをはじめるとなると最初に買わなければいけないのが水槽です。
今日はその「材質」の話をしたいと思います。
一般的なアクアリウム用水槽の材質には大きく分けて2つ、「ガラス」と「アクリル」があります。
この2つ、どっちを選ぶのが良いのでしょうか?
それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
ガラス水槽
透明なものの代表的な素材・ガラス。ガラスの水槽は昔から一般的ですね。
そんなガラス水槽のメリットは…
1.摩耗耐久度
何より傷に強く、なが~くクリアなアクアリウムを楽しむことができます!
2.値段の安さ
アクリル水槽に比べてガラス水槽の方が安価です。(ただそ90cm以上など大型になるとアクリルの方が安価になります)
そしてデメリットは…
1.割れやすい
傷に強いガラスですが、瞬間的な衝撃に弱くちょっとした事故で割れてしまう恐れがあります。小さな子どものいるご家庭などでは怪我のもとになってしまうかもしれません。
2.重い
ガラスびんを想像して頂ければわかりますが、ガラスはとても重い素材です。水槽が90m、120cmと大型になってしまうと扱うのが難しくなってきてしまいます。
アクリル水槽
それでは次に、アクリル水槽の特徴をご紹介します。
アクリルの水槽のメリットは…
1.衝撃に強い
ガラスのデメリットとは真逆の特長です。アクリルは衝撃に非常、圧力に非常に強く簡単には割れません。水族館の水槽のほとんどが、実はアクリル水槽です。
2.軽い
こちらもガラスとは真逆でアクリルは軽い素材です。加工も簡単なので、大型の水槽では好まれる傾向にあります。
そしてデメリットは…
1.傷つきやすい
アクリルの一番のデメリットは摩耗性では劣ってしまうことです。表面がやわらかいので傷つきやすく、海水魚水槽で石などを入れるといつのまにか細かな傷がついてしまいます。
2.たわみやすい
これは用途に寄ってはメリットですが、アクリルは変形性に富んでいるので、ガラスに比べて曲がりやすい、たわみやすいという性質をもっています。ムリな圧力をかけ続けると表面が膨張して曲がってしまうので注意が必要です。
簡単に2つの特徴を比較してみました。どちらが良くて、どちらが悪いというものではないだけに、選択も難しいかと思います。ただ大きさ・予算・使い方の3つを挙げると、自分にあった水槽を選ぶ基準になるかもしれません。
特徴を覚えて、いろいろな水槽を見に行きましょう!理想のアクアリウムづくりをワセダシステムは応援しています。
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