人気の「チンアナゴ」は家庭で飼育できる?
数年前からにわかに盛り上がっている生き物といえば「チンアナゴ」ですね。
東海圏ですと名古屋港水族館や、三重県の鳥羽水族館で見ることができます。
砂の中から顔だけを出して、群れでユラユラとしている姿はなんともユニークで癒されます。さて、他の海水魚とは一風変わったこの「チンアナゴ」、一般でも飼育することができるのでしょうか?
実は飼育は可能なんです。
しかし気をつけなければならない点がいくつかあります。
他種との混泳をしない
チンアナゴは非常に臆病な性格をしており、同種であればどれだけの数がいても群れをつくりますが、他種が近くを泳いでいると怯えてしまい砂の中に隠れてしまいます。
そのまま顔を出せず餌が取れないと、一週間程度で餓死してしまう可能性もあります。
チンアナゴ飼育はなるべくストレスフリーな環境をつくってあげることが大切です。他種との混泳だけでなく、水槽外の環境にも気を配って、チンアナゴが気持ち良く顔をだせる環境をつくってあげましょう。
砂の掃除はこまめに
チンアナゴは波の流れに乗るプランクトンを待ち構えて食べる性質をもっています。水槽内でも、なるべく細かくしたブラウンシュリンプなどのエサをゆっくり沈下させてあげる必要があります。しかし、完全に沈下してしまった餌を砂から掘り出して食べることはしないため、そのままですと食べ残しのエサや、チンアナゴ自身のフンで、砂の環境は非常に悪化してしまいます。
定期的に砂を耕すように混ぜて、エサやフンを除去しなければなりません。
チンアナゴは白点病に掛かりづらい病気につよい種ではありますが、常時砂の中で生活しているため、砂が汚れたままなど皮膚病になってしまいます。
さらに詳しくは…ご相談ください!
さらに、水温の設定や砂による二酸化水素の発生など気をつけなければならない点がいくつかあります。
家庭でも飼育は可能ですが、メンテナンスなどに手間がかかり、中々長期飼育は難しい種だとも言えます。
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